Never give up!英語上達完全マップをTOEIC900点取るまで継続するブログ

Never give up!英語上達完全マップをTOEIC900点取るまで継続するブログ

30過ぎ、既婚、子持ち、会社員の私が英語上達完全マップに沿って英語学習を「やっている」ブログです。TOEICスコア:開始時、465点。今、845点。英語学習の内容や時間を細かく記録することで、「何をどの程度やれば、どれくらいの英語力がつくか」、学習量と結果の相関性について、一つの実例になれればと思っています。

YouTubeを見ていると、たまたま出会った動画が勉強になったりする【井端弘和】【山本昌】

最近は、よくYouTubeを見る

2020年から、新型コロナウイルスが猛威を振るい、人々の生活に多大なる影響を与えている。野球やサッカーもなかなか試合が出来ない状況が続いたため、自身でYouTubeチャンネルを開設し、動画配信をスタートさせる選手も増えた。新規参入が相次ぎ、動画配信をスタートしたので、YouTubeのコンテンツはどんどん豊富になって、今までそんなに見なかったけど最近はYouTubeをよく見るという人も多いはずだ。完全に私もその一人だ。

そういった流れの中で、これまであまり話を聞くことがなかった人の話を聞く機会が増えたし、その中で「とても勉強になるなぁ」と感じることも少なくない。

井端弘和

中日ドラゴンズの黄金期をアライバコンビの鉄壁の守備で支えた名手。私は野球が好きなので、もちろん井端選手の存在は知っていたし、偉大な選手であることも知っていた。でも、そんなにテレビ等で話をしているイメージはなく、どういう方なのか知らなかった。
YouTubeをよく見るようになって、たまたま「【イバTV】井端弘和公式チャンネル」に行き着いた。そこでは、福山雅治のモノマネをする、みっちーと井端選手が楽しくおしゃべりをしていた。また、話が面白い。「井端選手面白いな」と思った私は彼をもっと知りたくなって、彼の著書「守備の力(光文社新書)」を読んだ。面白いなと思った人の、本を読むことは私の癖みたいなものである。

 

f:id:eigo_study_kanzen:20210425141755j:plain


「守備の力」の中で、私が最も心が動いたのは、2010年に井端選手が目の病気になった時の話だ。ウイルス性の目の炎症で、目の前に霧がかかったようになってしまい、打つ方も守る方も満足なプレーができなくなってしまった。そこで井端選手は治療のために病院に通うことになるのだが、その病気に関して全国的に権威のあるお医者さんの所に通いつつ、九州、四国、関東から北海道まで全国を回って、少しでも良くなる民間療法は無いか探して回って、仙人みたいな人にも会って話を聞いたとのこと。「少しでも早く病気を治して、野球をプレーする」という目標に対し、本当に100%可能な限りの最善を尽くす姿勢に心を打たれた。「勝負の世界で名を残すような人は、やっぱりこういう人なんや」と思わされた。

山本昌

中日ドラゴンズ一筋で50歳まで現役を続けた偉大な200勝投手。大久保博元デーブ大久保チャンネルで、ゲストとして山本昌さんが登場し、六話に分けて対談の動画が配信されたのだが、これが面白かった。私が最も心が動いたのは、第五話『50歳まで投げれたのは「ラジコン」に出会えたから』。

 


www.youtube.com

 

93年、94年と二年連続で最多勝のタイトルを獲得した後、膝を悪くし、二軍にいた時の話。

朝8時からウエイトや治療等をやると10時にはやること全部終わって、あまりにも暇だから、ラジコンサーキット場に通い始めたと。すると、そのサーキット場に通う本当に速い連中は、朝から晩まで8時間くらいサーキット場にいるのに走らせるのは、たったの5~6回くらい。何やってんの?と思って見てみると、1回走らせるごとに気温、湿度、路面温度等の記録をし、車体を全てバラバラにばらしてセッティングのし直し、ダンパーの角度や車高を確認して、また走らせると。そうすると、最終的にその日に帰る時には朝来た時よりもタイムがアップしている。

「あれを見た時に、コイツらすげーなと思った。こんな面倒くさいことを、コイツらは1円ももらっていないのによくやるなと。俺は1億8,000万円ももらってて、こんなに一生懸命に野球をやっているかと考えさせられた」と山本昌さん。

しかも、「こんなにセッティングを変えてタイムが上がっていくんだから、今の自分のフォームが一番いいとは限らないと思った」とのこと。これが身体のメカニズムについて本気で勉強するきっかけになって、50歳まで続けられたと語っているが、どんなに考えさせられる出来事があったとしても、2年連続で最多勝のタイトルを取った翌年に「今の自分のフォームが一番いいとは限らない」と感じられる頭の柔軟さが凄い。しかも、そのきっかけは野球とまるで関係が無いラジコンである。優れた人や成長速度が速い人ほど、感じる能力が高くて、一見するとまるで関係が無さそうなことからも、ヒントを得ることができるのだなと思う。


私は全くドラゴンズファンということではないのだが、何故かたまたま最近勉強させてもらったお二方が二人ともドラゴンズの方でした。

今回の記事が面白いと思った方は、「読者登録」と「はてなブックマーク」をお願いします(YouTube影響大)