今日は英語の話は全く関係ない。
今回は、「私と嫁さんの馴れ初め、別れ、復縁、結婚」について書こうと思う。私のような弱小ブロガーがブログについて語るのもおこがましいが、いいブログというものは書いてる人の人間味が溢れているブログだと考えているからだ。私のブログにも私の人間味を溢れさせる運動の一環として、今回の記事を書く。
馴れ初め
私と嫁さんは、お互いまだ18歳だった大学1年生の時に出会った。出会いは、大学のサークルだ。お互いに出会ってすぐにビビっと来たわけではなく、ずっと普通に仲の良い友人という関係だった。それから、時は流れ、大学4年生の秋からお付き合いをすることになった。きっかけは、私が2年以上付き合っていた人と別れた時に、嫁さんから電話をくれたことだったと思う。
別れ
それから卒業までは一緒に楽しく過ごしたものの、私は就職で地元に帰ることとなり、遠距離恋愛がはじまった。卒業後は、お互い社会人1年目で仕事に慣れるのに大変な時期だった。それでも互いに行き来し、1か月に1回くらいは会っていた。そんな遠距離恋愛がはじまって1年経った頃、私は嫁さんに別れを切り出した。そういう結論に至った理由は、こんな感じだった。決して、嫁さんのことが嫌いになったわけではなかった。
・自分はまだすぐ結婚がしたいわけではない。互いに別の県で仕事をしており、結婚しない限り、ずっと遠距離恋愛のままである。
・世の中は広く、他にもいい人がいるのではないか。
そして、社会人2年目の春、僕らは別れた。
復縁
嫁さんと別れてから1年後、私の中で結論が出た。「嫁さん以上の人はいない」と。一度自ら相手を振っており、完全に自分勝手なわけだが、何としても許してもらって復縁したいと本気で思った。
そして、嫁さんにメールした。「元気??」
「元気だよ」と返信が来て、何往復かした後に、「会いたい」と送ったが、「嫌だ」と返信。撃沈である。
ここで諦めるわけにはいかず、大学時代からの嫁さんの親友であり、私の友人でもある女の子に相談のメール。すると、その友人からは「嫁さんは別れた時にかなり傷ついて、忘れよう忘れようと1年過ごして来た。親友としては、そっとしておいてほしい」と返信。こうなると、もう私は、そっとしておくしかなかった。
しかし、それから3か月後。なぜか嫁さんから「元気??」とメールがあった。もちろん、「元気だよ」と返信し、何往復かした後に、「ぜひ会いたい」と送った。しかも、今回は「自分の家に嫁さんのものがいくつかあるから返したい」という姑息な手まで使った。が、「もう全部処分していいよ」という冷たい返事が来て、ジ・エンド。
さらに、それから3か月後。私は仕事の関係で半年間遠くの県に研修派遣されることになった。そこで、これはいいネタができたとばかりに、その旨をメールした。そして、「ぜひ派遣される前に一度会いたい」と伝えた。すると、奇跡的に了解がもらえた。1年半ぶりに会った嫁さんは1年半前と全く変わっていなくて、一緒にいて落ち着いた。そして、一日が終わって別れる前に、私は心からの謝罪をした後に、復縁を申し込んだ。めでたくOKがもらえた。
結婚
私は嫁さんと結婚することを前提に復縁を申し込んだので、ここからは早かった。自分が出せる範囲でとびきりの指輪を買って、嫁さんの大好きなディズニーランドでのプロポーズを計画し、シンデレラ城の前でプロポーズ。晴れて、夫婦となった。
今、思う。
大切なものは失ってからはじめて、その大切さに気付くものだと。
結婚して、もう5年が経ち、今は子どもも2人いる。この上なく、幸せである。
もし仮に、あの時、嫁さんと復縁できていなかったらと考えると、ぞっとする。
社会人1年目の自分に言えるものなら言いたい。「絶対、彼女を離すな」と。「後悔するぞ」と。
一度大切なものを失って、その大切さに気付けて、復縁できた私は非常に運がいい。あとは、それを忘れずにひたすら嫁さんを大事にすればいい。本当に自分は運がいいと思う。
あの失敗があるからこそ言い切れる。自分にとって、嫁さん以上の人はいないと。